ホーム > 温泉大国日本は、どこに行っても温泉が楽しめる > 福井県の温泉地
福井県の温泉地
福井県で有名な観光スポットといえば東尋坊でしょう。素行の悪い東尋坊という御坊様が、仲間の僧侶に突き落とされたという言い伝えは、一度は聞いた事があるのではないでしょうか。福井県は複雑なリアス式海岸があり、自然景勝地に恵まれた県です。ですが、自噴の温泉は少なく、そのほとんどが掘削によるもの。自噴の温泉には恵まれなかったからです。その代りに、福井の温泉は、景観地が多く、温泉と景色を一緒に楽しめる用意なっています。景色と温泉を一緒に楽しめる福井県の温泉を見てみましょう。
■あわら温泉(芦原温泉)
あわら市にある温泉で、市町村合併で芦原町と金津町があわら市と変更されてからは、あわら温泉となっています。名湯百選にも入っている温泉地で、関西の奥座敷と呼ばれています。周囲は田園風景が続く素朴な景観ですが、奇岩で知られる東尋坊には車で10分ちょっとです。また、この一帯の温泉旅館は、素晴らしい日本庭園が多く、和風旅館の良さを再確認できるものが数多く存在します。
■虹岳島温泉
三方上中郡若狭町にある温泉で、名勝で知られる三方五湖のほとりに、隠れ家のような一軒宿があります。夜に湖の反対側からこの旅館を望むと、光が水面に映り、湖に浮かぶ旅館のような幻想的な風景になります。古民家を移築して作られた、風情ある建物も魅力です。
■佐野温泉
福井市佐野町にある温泉で、田園風景の中にある一軒宿がります。ここは湯治場としても有名なところで、かなりリーズナブルな金額で利用できる湯治施設も併設されています。佐野温泉は昭和後期に開湯した、比較的新しい温泉なのですが、開湯湯治はドラム缶風呂を無料開放していたというユニークな歴史があります。温泉は珍しい砂利風呂が楽しめます。