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岩手県の温泉地
岩手と言えば、宮沢賢治、わんこ蕎麦、中尊寺金色堂などが有名でしょうか。平泉は世界遺産にも登録され、ますます注目を浴びるようになりました。岩手の温泉は、自噴量が汲み上げよりも多い事が特徴的です。自噴量の方が多い温泉というのは、全国的に見ても、かなり珍しいのです。自然に噴出する温泉を大事に使っている事になります。そんな岩手にはそんな温泉があるのか見ていきましょう。
■花巻温泉
花巻市にある温泉で、大正から昭和初期にテーマパーク構想のもとに生まれた比較的歴史の浅い温泉です。ですがその知名度は高く、4件のホテルでは、それぞれコンサートやショーが開催されています。花巻温泉には、宮沢賢治の教え子が勤務していて、その縁で南斜花壇日時計が作られます。太平洋戦争で荒れ果ててしまい、現在の南斜花壇日時計は再興されたものですが、今でも宮沢賢治の夢見たイーハトーブの象徴でもあります。
■鉛温泉
花巻市の花巻温泉郷にある(花巻温泉の近く)一軒宿です。
足元湧出かつ足元湧出の「白猿の湯」
■金田一温泉
金田一温泉は、江戸時代から続く温泉地で、座敷童でもゆうめいな場所です。もっとも座敷童に出会いやすいと言われる、緑風荘本館は、2009年に起きた火災で焼けてしまいましたが、現在再建に向けてがんばっておられるようです。座敷童は緑風荘だけでなく、周辺の旅館でも目撃されていますから、行ってみる価値はありますね。
■藤七温泉
八幡平市にある温泉で、彩雲荘という一軒宿があります。東北では最高所にある温泉で、岩手山と八幡平の大自然を楽しめる温泉です。山頂付近にあるため、周辺には無粋な建物はなく、思う存分露天風呂を楽しめる山の中の秘湯です。
■須川高原温泉
一関市の国有林内にある温泉です。山の中の一軒宿で湯治場としても利用される場所です。湯量が豊富で、露天風呂も大浴場もとにかく巨大。那須高原を眺めることができる露天風呂は、緑がかったプールのように見えます。震災以前は実際に温泉プールもあったのですが、今は取り壊されています。