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長崎県の温泉地
長崎県は、温泉の数は少ないものの、高温の温泉に恵まれているところです。源泉の半分以上が42℃以上の温泉で、良質な温泉が楽しめるところなのです。残念なことに県の面積そのものが、九州の温泉大国たちに比較して狭いため、ちょっと目立たなくなっています。また、長崎県は、五島列島、壱岐島、対馬など島も多く、本土もリアス式海岸と、どこに行っても海に面している面です。鎖国していた日本の貿易拠点だった長崎には、そこかしこに古い街並みが残っています。まら、古代史から見ても重要な場所ですから、史跡、遺跡にも事欠かない所。観光名所が多いために、逆に温泉が目立たないようです。
■平戸温泉
遣唐使の昔から、交易と貿易の要だった平戸。どこか懐かしら感じる異国情緒に溢れ、平戸城やオランダ橋など見どころも多い観光地ですが平戸にも温泉がありました。といっても開湯は平成になってからという、きれいな温泉です。
■小浜温泉
雲仙市小浜町にある温泉で、雲仙岳の山裾に温泉街があります。読み方は「こはま」ではなく「おばま」。アメリカの大統領、オバマ氏が立候補した時に応援していた事がニュースにもなりました。この小浜温泉は、お湯が熱いことで有名。源泉温度は100℃超えで、しかも湯量が豊富。
■荒川温泉
五島市、福江島の港周辺にある温泉で、海の幸と夕日が絶景の温泉地です。素朴な旅館や民宿が多く、鄙びた雰囲気もすてきです。
■雲仙温泉
雲仙市小浜町、雲仙天草国立公園にあります。
昔は温泉と書いて「うんぜん」と呼ばれていて、昭和初期に国立公園となったのを契機に、雲仙温泉となりました。雲仙温泉と名前が変わったばかりのころは、「雲仙」も「温泉」もうんぜんですから、「うんぜんうんぜん」のように感じられた事でしょう。
■島原温泉
島原温泉は島原市の港付近にある温泉です。有明海の九十九島の景観を一望できる、景色が素晴らしい場所。
■湯ノ本温泉
壱岐市の海岸沿いに温泉が点在しています。温泉は質が良く、玄界洋、壱岐島にある温泉ですから、マリンスポーツが盛んなレジャースポットでもあります。遺跡や景勝地など見どころも多い島。